私たちのスローガンは誤読に溢れている

中小企業のDX

EVANGELIST

こんにちは。ジェリーです。 
今回のブログのタイトルは「コンピュータ技研のスローガンは誤読に溢れている」です。 

誤読。そう聞くとなんだかマイナスなイメージが連想されそうなもんですが、実は逆です。 
なぜ逆なのか。なぜ私がそんなことを考えるようになったのか。 

そのきっかけになったのが最近読んだ次の本です。 

渡邉康太郎『CONTEXT DESIGN』 
 

タイトルどおり、この本はコンテクストデザインについて書かれたものです。 
皆さんは「コンテクスト デザイン(Context Design)」という言葉を聞いたことがありますか? 
この言葉を初めて聞く方のために、コンテクストデザインについて説明している文章を本の中から紹介します。 

コンテクストデザインとは、それに触れた一人ひとりからそれぞれの「ものがたり」が生まれるような「ものづくり」の取り組みや現象を指す。(p.12) 

上記の他にも本の中では以下のような説明もされていました。 

  • Con(=共に)、Text(=編む) 
  • 受け取り手が次の創作者となる余白が残されている 
  • つまり受け取り手に誤読すること、その文脈から新しい解釈を生み出すことが許されているデザイン 
    (これを”弱い文脈”と言い、誤読する余白が残されていない文脈を”強い文脈”と呼ぶ) 

どうでしょうか?コンテクストデザインのことが少しずつ掴めてきましたか? 
コンテクストデザインという領域では「誤読」は「受け取り手が主体的に物語を編むことができる」という前向きな意味で使われているのです。 

無限の誤読

ここで改めて、私たちのスローガンについて見てみましょう。 

世界に「0」をONする会社 

パッと見ただけではその意味が分かりづらいスローガンですね。笑 
だからこそ、いかようにも解釈を考えられるスローガンであるとも言えます。 
実際に、私たちはこのスローガンについて、社内に向けて次のようなメッセージを出していまう。 

「”0”は哲学的に見ると”無限”という意味がある。だからスローガンの解釈も無限の解釈があっていい。自分なりの”0”の意味と向き合いましょう。」 

そうです。お気づきのとおり、私たちのスローガンは誤読されることが許されている。この言葉を受け取った仲間が、意味の創り手になっていく。そんなスローガンなのです。 
もちろん、社長や企業理念づくりに携わったメンバーからも「”0”にはこんな想いを込めている」という話もします。 
ですが、それはこのスローガンを誤読、すなわち自分なりの解釈するための”補助線”です。
自分なりの”0”について考え、実践していく、そして仲間と共にスローガンを編んでいく。”0”をONしていく。私たちのスローガンはまさに無限の可能性を持っている。 
そんなことに「CONTEXT DESIGN」という本を読むことで改めて気付かされました。 

本とは誤読を楽しみ、そこから哲学していくことができる素晴らしいツールです。
作者と対話し、共話し2人の間に新しい解釈を創っていく。自分の考動に補助線を引いていく。読書とはそんな営みなのだと私は思います。 

年末年始休暇に入りますが、本を読み、誤読に溢れた休暇を過ごしてみてはどうでしょうか? 

そして、本を読むように私たちのスローガンも楽しんでみて下さい。 

EVANGELIST

Hubなマングースで哲学するエバンジェリスト。会社の理念や文化、会社の新サービスや新しい取り組みについて社内外に伝える。伝えることを通してコンピュータ技研の関係人口を増やしていく役割を担っています。その中には採用活動も含まれます。また、ソーシャル・ビジネスのプロモーションも担当しています。これらの役割を通じて、会社のビジョンと人、人とモノや情報など、様々な事柄をつなぐHubとなることが目標です。
業務外でも会社のメンバーと過ごす事も多いです。平日に朝活をしたり、業務後にジムで鍛えたり、ラーメンを食べたり、ビールを飲んだり。休日では一緒に街ブラを楽しんだり、ラーメンを食べたり、ビールを飲んだり。(さいごは結局飲みます)
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